不動産用語集
カ行
-
管理会社
不動産所有者の委託により、その所有する不動産の管理業務を行なう企業を言います。管理業務には大きくプロパティマネジメントとビルメンテナンス業務があり、プロパティマネジメント業務では、テナント募集やテナントリレーション、賃料等の請求代行、諸経費の支払代行業務、管理・修繕計画立案業務などがあります。さらにビルメンテナンス業務は、設備の保守・点検、防火・警備などの現場管理を実践する業務があります。
-
機械警備
建物のセキュリティーを遠隔にて警備会社が監視するシステムのことを言います。
-
共用率
貸室の契約面積に含まれる共有部分の面積割合を示したものを言います。
-
区分所有
一棟の建物に、構造上区分された数個の部分で独立して住居、店舗、事務所、または倉庫、その他建物としての用途にすることができるものがあるときの、その各部分を目的とする所有権を言います。建物の区分所有等に関する法律では、この各部分は専有部分と呼ばれ、共用部分と区別されております。そして専有部分については、一般の所有と同様に扱われますが、一棟の一部であるため共同の利益に反するような使用は許されておりません。また共用部分に対しては専有部分の床面積の割合で持分を有し、共同で使用します。専有部分の処分は自由ですが、敷地利用権をこれと切り離すことはできず、共用部分の持分の処分もこれに従うこととなっております。
-
グロス面積
事務所だけに使えるスペースに、トイレや湯沸かし等を付加している面積を指し、グロスの割合は、契約面積のうち10%(トイレ、湯沸かし)位を付加しているケースが多いです。
-
原状回復義務
建物賃貸借契約の終了時における借主が行う義務事項です。
契約期間の満了に伴うもしくは借主からの解約の申入れ等によって、建物賃貸借契約が終了したとき、借主は当該建物を賃貸借契約の開始時の状態に戻す義務を負う(民法第545条・第546条)事を原状回復義務と言います。 -
更新料
賃貸借契約の期間が満了した場合、契約の更新にあたって賃借人から賃貸人に支払われる金銭を「更新料」といいます。
-
個別空調
事務所のスペース毎に冷暖房の切り替え、温度設定、風の強弱等自由に設定できます。
階ごと、ゾーンごとに空調機械室を設け、そこに置いた空調機よりダクトを通じて、各室へ温冷風を送り出す方式であるダクト接続型と家庭用エアコンのように、室外機と室内機で構成される天井カセット型があります。区画毎の制御ができることや手元スイッチによる調整が可能となっています。