ザイマックス不動産総合研究所 提供
ちょっと気になる
知って役立つ
オフィスの話題をお届け
いまどきの移転担当者の実態が分かる
移転担当者白書
物件探し
希望条件の出し方
事務所探しの三大条件「エリア」「坪数」「賃料」
仲介会社に、あるいは賃貸オフィス検索サイトにて調べる際、どういった条件で事務所を探しますか?一番多いパターンは「エリア」「坪数」「賃料」。検索サイトでも、この3つの検索条件が用意されていることがほとんどです。でもよく考えてみると、実はこの三大条件、とっても曖昧だったりしませんか。皆さんはどうやってその条件にたどり着きますか?ヒアリングでよく聞く答えをまとめてみました。
エリア | 取引先の近く。社員の通勤を考え前オフィスから遠くないところ。業種的に便利なところ。企業イメージに合ったところ。とりあえず山の手線内。出張が多いので、東京駅・品川駅へのアクセスが良いところ。エリアは限定せず、とにかく賃料の安いところ。 |
---|---|
広さ | 今の広さと従業員数から計算。現オフィススペースと比較し、このくらいはほしいという大体のイメージ。採用計画に基づきだいたいこの人数が入るくらい。 |
賃料 | 現事務所の賃料と比較して。よく分からないから、とりあえず出してもらう。売上・粗利・といった収支から、月々の賃料予算をはじき出す。何パーセントを賃料に充てられるか? |
いかがでしょうか?意外ときっちりとした条件指定というよりも、かなり幅を持ったイメージだと思いませんか?もちろんアバウトなイメージがダメという訳ではなく、多くの方がこんな考え方で事務所探し始めているという参考例としてご紹介しました。
三大条件以外の譲れないポイント
前述の「エリア」「坪数」「賃料」以外にも、事務所を探す上では、その企業ごとの特色・こだわりというものが必ずあります。3つの条件だけでは、たくさんの物件数が出てくることが多いので、企業ごとの「こだわり」のポイントで物件を絞込んでいきます。まずは、よくある条件を見てみましょう。
駅から○分・大通り沿い・築年数・トイレの個室数・雑居ビル以外・新耐震・駐車場の台数・ビルグレード・レイアウトしやすい部屋の形・電気容量・OAフロア・正面玄関の開館時間・他入居テナントがどこか・・・
これらは最初にあげた「エリア」「坪数」「賃料」よりも、優先順位が高いことがよくあります。こういった譲れない「こだわり」ポイントが何なのかをいち早く探し出すことが、物件選定をスピーディーに進めるコツなのです。
- 移転検討~決定
- 仲介業者に相談
- 物件見学・絞り込み
- 契約交渉〜締結
- レイアウト・引越し
- オフィス移転のコツ