「コストカットの裏ワザ」
コストダウンは移転することだけが
解決方法じゃない!?
- 業種
- 流通業R社
- 従業員数
- 70名
- 坪数
- 150坪
背景・課題
オフィスの賃料を削減しようと思えば、普通思い浮かぶのは、エリアを変えるか、スペースを縮小するかのどちらかだと思います。ほとんどの場合、「移転する」ことが前提です。ところが、こうした賃料の抑え方も、実は解決方法の1つに過ぎません。あまり知られていませんが、オフィス賃料のコストダウンには、アイデア次第で実にさまざまな改善策があるのです。
賃料コストを抑えるために、オフィスの移転を検討
東京都心に本社を構えるR社は、飲食店にお酒の卸しをしている会社です。同社では、物流センター以外の管理部門と営業本部を本社に配置していましたが、近年の外食産業の不景気のあおりを受けて業績が伸び悩んでいました。
そのことを受け、将来的なことも考慮し、賃料を抑えるためにオフィスの移転を検討していたのです。
移転先を探す上でネックとなったのが「駐車場問題」
しかし、R社には移転するにあたって、1つ大きな問題点がありました。それは、駐車場のこと。お酒の卸売業のため、当然、営業マンには営業車が欠かせません。そのための駐車場の確保が必須だったのです。
都内の場合、なかなか同じところに十数台の駐車場を確保することは難しく、例え、移転によってオフィス自体の賃料は安く済ませることができたとしても、駐車場代が今まで以上にかかればコストダウンにつながらない可能性もありました。
とはいえ、営業エリアを考えると都心部を離れるわけにもいかず・・・。
こうした堂々巡りの状況を前に、移転担当の総務部B氏は気持ちが晴れない日々を過ごしていました。
解決策
仲介会社に相談すると、「移転は必要ない」というまさかの提案が!
そんなある日、インターネットで「インフォニスタ」という物件情報サイトを見つけたB氏。早速気になる物件について問合せてみたところ、サイトを運営するオフィス仲介会社のザイマックスインフォニスタの担当者と面会することになりました。
そして、毎月のコストの話から営業人数、会議室の稼働状況、残業の有無、倉庫や倉庫に保管されているものなど、移転条件から会社全体のワークスタイルの話まで事細かに伝えた結果、インフォニスタ担当者の口から出た提案は実に意外なものでした。なんと、「移転する必要はない」とのことだったのです。
コインパーキングの有効利用で、毎月の駐車場コストをカット!
まさかの「移転不要論」を唱えるインフォニスタ担当者。そして、一歩突っ込んでたずねてみると、「一番コストがかかっている駐車場の契約を解除することで、コスト削減目標を達成できるから」というのがその理由でした。
もっとも、B氏も簡単には納得しません。何度も言うように、営業をメインとするR社にとって、車は生命線とも言えるものだからです。しかし、その後の詳しい説明を聞いて、B氏はハッとしました。
というのも・・・R社の営業マンは、直行することもあれば、直帰することもあり、そのためにほとんどの人が会社支給の車で通勤しています。つまり、夜は駐車場の必要がないのです。
そして、例えば会社に通勤しても、社内にいるのは打ち合わせの数時間で、あとは配達も兼ねて営業に出ているケースがほとんど。もし会社の近くに止めようと思えば、近くに大きなコインパーキングもあります。月極めで駐車場を借りるより安く試算が立ちました。
そう、こうして1つ1つ整理して考えれば、確かに毎月高いコストをかけて駐車場を借りなくても十分事足りてしまうのです。最後に感想をたずねると、B氏は「前々から当社のワークスタイルを考えると、駐車場については疑問がありました。しかし、まさか駐車場を解約してコインパーキングで代用するという発想はなかったですね。移転のプロからの視点で的確にアドバイスをもらえたおかげです。インフォニスタの担当者には1つ借りができましたね」と締めてくれました。
- ぎゅっと詰まったインフォニスタのノウハウ!
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目からウロコ!「移転のプロ」がこっそり教えるコスト削減につながる裏ワザ
今回の事例のように、「毎月必要なコスト」として認識するがあまり、意外なムダに気づかないことはけっこうあるもの。当社では、必ずしも移転を勧めるだけではなく、それぞれの事情に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。まずはお問合せください。
【裏ワザの一部を公開】
- 倉庫:実は年に数回しか見ない資料や使わない荷物が多い
→外部の倉庫をレンタルすることで、空いたスペースを執務などに有効活用 - 会議室:職業柄、来訪者が少ない
→必要なときだけ貸し会議室を利用することで、無駄なスペースを削減 - 駐車場:駐車料金が高い
→思いきってレンタカー会社と包括契約、リース車だと駐車場代より安く済む場合も
- 倉庫:実は年に数回しか見ない資料や使わない荷物が多い