東京駅周辺に圧倒されるコラム
東京都千代田区丸の内1丁目にある国内有数のターミナル駅「東京駅」は、東京メトロ、JR東日本の駅。新幹線も停車し、プラットホーム数は日本一です。乗り入れ路線のうち新幹線は、東海道新幹線と東北新幹線、山陽新幹線、上越新幹線、他4路線(山形・秋田・北海道・北陸新幹線)。停車する在来線をまとめると、東海道本線、常磐線、宇都宮線、高崎線、山手線、京浜東北線、中央線、横須賀線、総武本線(総武線)、京葉線、武蔵野線があります。また、丸ノ内線が通り、そこから網の目のように張り巡らされた地下鉄各線、例えば、半蔵門線、日比谷線、銀座線、有楽町線、南北線、都営大江戸線、東西線、浅草線、副都心線、三田線などを乗り継いでいけば、東京都下全体に漏れなくアクセスできるようになっています。JR東海道線については始発の駅。起点標(交通の始点)がある中央駅という位置づけからも解るように、日夜、通勤などさまざまなシーンで、都外都内に沢山の旅客を運んでいます。そんな東京駅ですが、在来線の構内がとても広いのが特徴で、2007年に開業した改札内商業施設「グランスタ」は、周辺のオフィス街で働く人々に日々利用されています。八重洲地下街や地下連絡通路など地下エリアが発達しており、エキナカのテナント・飲食店もたくさんある為、適切な乗り場やホームに迅速に辿り着くのには慣れていても時間がかかることがあり、確認しやすい駅構内マップを用意していると何かと安心できます。
特に東京駅東口側は賃貸オフィスの盛況地。地下道を使った場所の移動が簡単で、都市再生事業後には入居しやすい賃貸事務所用ビルも増えました。東京都中央区八重洲、京橋、宝町エリアでは、地下道と地上の民間沿道施設や賃貸オフィスが一体的に開発。歩行者ネットワークが整備され、通行者に優しい空間が実現されている為、込み合う東京駅も、慣れて周囲に配慮出来きさえすれば、オフィスワーカーたちも快適に移動できるようになるでしょう。また、最近立替えられた東京スクエアガーデンも存在感を放っています。一方、最大級の大金融街・日本橋エリアでは、ハイグレードなオフィスビル物件・COREDO日本橋(コレド日本橋)や日本橋プラザビル、野村證券本店、日本銀行本店等が立ち並び、また、流行の発信地として圧倒的な人気を誇る銀座では、松屋や三越など一流百貨店が集まるとともに、王子製紙も本社を構えています。そして、立地抜群の駅西口に広がるのは、インターナショナルなビジネス街・大丸有(大手町・丸ノ内・有楽町エリア)。ここには高層ランドマークビルが豊富に所在し、有名なものとしては、丸ビルや新丸の内ビルディング、丸の内オアゾ、郵船ビルディング、国際フォーラム等があります。本社・支社を構える企業・株式会社も錚々たるもので、三菱地所、新日鉄住金(新日本製鐵と住友金属が統合)、日立製作所、パソナ(人材派遣サービス)、三菱商事、大和証券グループ等々、枚挙に暇がありません。さらに、霞ケ関・永田町にまで視点を移せば、文部科学省などの官庁や国会議事堂、国立国会図書館などの公の機関・施設が集積しています。
他方で、歴史的な建造物も数多く保存されており、明治生命館や二重橋、長崎屋跡、そして、日比谷公園内にある公園資料館などからは、ゆるやかに流れる時の質料を間近に見ることができます。また、都心の中にあって緑溢れる皇居のまわりを走る「皇居ラン」も大人気。多い日で1万人以上の方がランニングを楽しんでいます。

東京駅コラム一覧
-
東京駅からアクセス便利な日本橋
最寄駅のひとつである東京駅から徒歩5分の日本橋エリアでは、東京都交通局、東京地下鉄、JR線など多彩な路線が活用できるという交通利便性の側面から、多くの企業が注目する地域です。商業のセンターエリアとも言えるこの魅力的な地区には様々な企業が参入し、今日も日本の原動力として機能しています。
-
更に進化していく東京駅周辺のビジネス街
東京駅周辺では赤レンガ駅舎復原プロジェクト等でも記憶に新しいように、重厚感をもって立ち並ぶ文化的建造物を生かした再開発計画が推進中。防災都市、商業地、そしてビジネスの場としてスピーディなリニューアルが重ねられ、更なる発展を見据えて生まれ変わる日本橋エリアは、未来に希望が描ける移転候補地として、様々な企業から熱視線を集めています。
-
東京駅周辺で貸会議室を利用するメリット
日本橋では、トラストシティカンファレンス・丸の内、東京コンベンションホール、FUKURACIA東京ステーション等、多様なニーズ・要望に合わせた貸会議室が利用可能で、最高のビジネスロケーションを提供してくれます。水道光熱・共益費等が抑えられ、保証金と賃料のみという小さい初期費用(イニシャルコスト)で気軽に入居できる所も。充実のサポート付き貸し会議室を大紹介。
-
江戸の文化を受け継ぐ日本橋の歴史
江戸時代から開拓され、商売・経済・流通・情報の中心地であった日本橋。葛飾北斎等の浮世絵やその他短歌にもよく描かれた美しい名水景を有する橋の上は、全国から訪れた商人で大変に賑わっていました。現代でも多くのメディアに取り上げられ、また掲載される日本橋。昔と変わらず日本の経済を支える、その歴史の詳細をご紹介します。
日本橋の歴史と三井グループ
オフィス街として高い名声を誇る日本橋の起源は、江戸幕府開府時にさかのぼります。この時、町のシンボルである「日本橋」が竣工し、周囲は江戸城を中心に造成した町人地として栄えました。長く商業地として発達を続け、日本橋の商業化の中心を担ったのが三井グループの源流である「三井越後屋呉服店」です。地縁を活かし日本橋の再開発には三井グループが関わりました。2005年竣工の「日本橋三井タワー」はこの地区の大きなランドマークとなっています。周辺はさすがに古くからのオフィス街。坪数は様々で入居を検討しやすい賃貸オフィスビルが多数あります。1929(昭和4)年竣工の三井本館は、大規模オフィスビルとしては初めて国の重要文化財に指定され、古典建築様式を活かした姿には品格があります。「壮麗、品位、簡素」というデザインポリシーを味わうためには、7階フロアの三井記念美術館や4階のマンダリンホテルバンケットスペースに立ち寄ってみるのもお勧めです。歴史ある中央区の発展を感じる事が出来、八重洲や京橋、宝町といった周辺の旧い町並みにも関心が高まります。中央区日本橋という地名・住所を誇らしげに掲げた商店も多く、町づくりに貢献してきた三井グループの歴史も感じさせます。
世界トップクラスの交通網をより拡張!
東京駅周辺エリアには最寄り駅と呼べる駅が複数密集しており、それらを最大限活用すれば、ほぼ全ての東京の主要路線を使うことができます。例えば、東京駅から丸ノ内線を使い池袋駅乗り換えで埼京線を。西武鉄道では、西武池袋線、練馬経由で西武豊島線なども利用できます。銀座駅から銀座線で渋谷へ行けば、そこから東急東横線・田園都市線、世田谷線(三軒茶屋駅乗り換え)、京王井の頭線を、中央線で新宿駅まで至れば小田急電鉄等を。新橋駅、品川駅、京急蒲田と南に下って空港線(京急空港線)を使えば、羽田空港へも容易にアクセス可能です。羽田空港の存在は、大阪・京都方面、名古屋、神戸、広島、福岡、仙台、札幌など、地方都市への出張の際には心強い限りです。さらに、近年では、東京モノレールを浜松町から東京駅まで延伸するプランのほか、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて宅地開発が盛んな茨城県つくば市などの東京臨海部と秋葉原駅を結ぶつくばエクスプレスについても、東京駅延伸構想が検討されています。