秋葉原が好きになるコラム

JR京浜東北線「秋葉原」駅周辺は、地理分類上千代田区と台東区にまたがります。電気街や独特の文化圏としてのイメージが強く、普段23区の中でもどこにあたるかを意識する事が少ないゾーンですが、神田、御茶ノ水なども含めて再開発で賑わい、東京の大きな文化発信地です。つくばエクスプレス開通により、秋葉原駅から茨城方面へのアクセスが向上し、筑波研究学園都市との行き来や茨城方面からの通勤に大きく寄与しています。この地域の賃貸事務所は電気街と呼ばれるエリアとはJRの線路を挟んで反対側、昭和通りに密集しています。秋葉原は交通利便性の割に家賃はリーズナブルで、千代田区の再開発もあり入居のメリットは大きいです。

秋葉原コラム一覧

とても人気のある街、秋葉原

秋葉原といえば電気街です。家電はそれほど買い換えないという方でも、最新機種のパソコンがディスカウントされて並んでいる風景に喜びや充実感を感じる人は多く、付随するソフトウェアを扱う店も含めて賑わっています。様々な電子部品がパーツから購入できる小売りの店が立ち並び、接する千代田区神田の静かな古本屋街と併せ、単に店頭を見ているだけで時間が経つのを忘れてしまいそうです。趣味に仕事にと利便性のよい街である為、千代田区一帯と秋葉原の再開発は順当に進み、日々海外からの観光客も足を運びます。街の賑わいそのものが文化やテクノロジーの最新トレンドを肌で感じる機会ととらえれば、この地域に賃貸事務所を構えるメリットは大きく、規模の大小を問わず様々な事務所があります。イベントホールを併設している賃貸事務所や開発にあわせリノベーションをした物件も多いです。

秋葉原クロスフィールドという構想

今を遡る事13年、石原慎太郎東京都知事は「東京構想2000」の中で、「秋葉原をIT産業の世界的拠点にする」というガイドラインを立ち上げました。千代田区の神田が本の街であるのに対し、秋葉原は古くから電機産業に携わる方たちの多かった地域です。秋葉原クロスフィールド構想により、「電気街口」から何となく小売の店にアクセスしていたそれまでの流れを変える、歩行者デッキ(アキバ・ブリッヂ)が建設されました。2005年には秋葉原ダイビルの竣工に加えてつくばエクスプレスが開通。翌2006年には秋葉原UDXが竣工し、このビルに入居する沢山のテナントも、東京都中心部の発展に大きくかかわっています。
つくばエクスプレスを使えば、筑波研究学園都市と秋葉原間は45分で行き来する事が可能。産学連携を推進する上で重要な交通機関です。秋葉原クロスフィールドはオープンから既に7年あまりが経っているとは言え、最近竣工した物件と比べても遜色のない設備と、秋葉原駅徒歩1分というアクセスの良さもあり、未だ人気の高い物件です。千代田区での賃貸事務所探しの途中、立寄ってみると2000年以降の秋葉原のコンセプトが、しっかりと感じられます。

秋葉原の風景